大河の一滴

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それは別に安くない

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個人的な基準で言うと割安株とかほとんどないのです。

 

安いという基準をどこに置くかというところはあると思うけど、毎月それなりの銘柄数を見てると思うけど、自分がこれは安いと判断できる基準を満たすものというなら滅多にないというのが自分の実感です。

 

割安ってなに?それはどう決めるの?

 

これをもうちょっと考えてみる事は有益だと思うんです。

 

割安って何?

結局安いか高いかというものは、人それぞれとなってしまうんですよね。

800万円のレクサスを安いという人と高いと言う人がいるように。

 

安い高いというのは、モノに属するのではなく人に属する概念なんだと思うんです。

 

だから、自分がそれ別に安くはないと思うものでも他の人が安いよって思うことを止めることなんてできないし、またその意味もない。

それは人によって違うものだから。人に属するというのはそういう意味です。

自分がアンサガ500円は安いよ!超オトクだよ!って思おうが、ある人が安くないとするならそれはある人にとっては安くはないんです。

 

安さ高さを決める基準の置き方は人に属するしどうあろうと自由だからです。

 

でも基準は必要だよね?

ひとそれぞれ自由なんだからいいっちゃあいいんだろうけど、何でもかんでも安いとするのは実生活でも投資でも不都合がありそうです。

だから基準がいると思うんです。

投資で割安なものを狙うとするなら、きっとそれはその割安が解消されることを期待するのでしょう。

それには他人により高い値段で買ってもらう必要があります。

 

別にいいんです。日本株全部安い、割安だって思ったって。それをどう見なすか、それをどういう基準で決めるかは自由ではあります。

でもそこに、株式投資で利益を出すという目的の達成を課すのならその基準は、他の人も納得させる基準でなくてはなりません。その基準はより客観的でなければならない。

 

安いとしたものが、いつまでたってもそのままなら、それはその安さを決める基準が不適切・・なのかもしれません。

他人が別に安くないと思ってるものを安いとする基準を持ってしまってるのかもしれません。

 

自分の基準をいえば安いものなんて滅多に無いとなります

基準の引き方には、色々あると思います。

なのでこう引けばいいなんて言うことはできません。

結局はそれぞれのひとがそれぞれの考えで引くもの。

 

でも自分の場合を話すことは出来ましょう。 

例えば、PER10の銘柄があるとします。

自分の場合は、それが過去に6をつけたことがあるなら、もうそれは別に安くないです。

会社の状態も変化しますので一概に同じものさしで見るわけにも行きませんが、似たような状態なら、過去に付けた最低水準のPERやPBRに近いところあるいは、それをくぐるくらいになってやっとそれは安いとしてます。 

そのPER10はいずれPER20になるかもしれません。でも、それは安いものが高くなったではなく、高いものがより高いものになったとみなします。

基本的には、だいたいとしては、自分はそのような感じに安さ高さを決める基準を置いてます。 

あくまでもこれはFPかもめの基準ですよ?

だから言ってるように、安さを高さを決める基準は自分で決めてください。というか自分で決めるもので、自分は上記のようにしてるよって話です。

 

というわけで状態が悪化してもないのに確認できる範囲で最低水準のPERPBRをつけている。が、FPかもめの安いを決める基準です。

実際にはもうちょっと複雑で他社比較も絡めて考えてたりしますし、他にも物差しがあったりしますが。

でもそんな感じですが結構銘柄見てると思いますが、滅多にないです。

このような基準でみると割安なんて滅多に無いです。

 

そのPER10は、安く見えるかもしれない。でも、過去にそれがPER6をつけ続けたとするなら、その安さは客観的に安いといえるのか?

それを自分の基準に言わせると「それは別に安くない」になります。

 

自分の場合ですが、過去にPER6つけ続けたものがPER10から15、20となるのはよっぽどの根拠がないと期待しづらいし、そうなるなら安いのが普通になったじゃなくて安くもないものが高くなったになります。

PER10が安くなる・・6に向かう可能性も考えるし受け入れるし、過去よりもっと安くなる6を切って4とかに向かう可能性にも同様です。

何度も言うけど、これは自分はそういう基準を置いているというだけの話です。

だから安い高いは人に属する概念なんだってばさ。

 

とは言え。

自分もそれは安くないし、安くないを承知で買うことは結構あります。

だって自分の基準では割安なものなんて滅多にないからね。

でもそうするならそれは安くなるかもしれないと覚悟の上でとなります。

安く買えてないのだし、安くなるかもしれないのだから覚悟する他ないです。

だから、これも基準の話だよ。

何を安いとし、何を高いとするのかという基準の話。

それは人によって違うし、そしてその基準の引き方が投資成績に影響するのでは?という話をしています。

何でもかんでも割安だとする人とそれに厳しい基準を持つ人はきっと投資成績が違うものになるよね?って話でした。

 

 

安い高いを決める基準があるようです。

自分の投資が上手くいってないのなら

より上手くいかせたいのなら

その基準、見直しませんか?

 

 

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