大河の一滴

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遅く来たる報酬

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こんな記事を見たのです。

rootport.hateblo.jp


わりと気を引くタイトルだけど、本質としては報酬と時間の関係について人類史を絡めながら身近な経験をまとめるとか裾野の広いそして考えさせる内容なんじゃないかと。

 

ちなみに、「女騎士経理になる」というファンタジー題材で会計をおもしろ解説した小説?コミック?の原作者様。

もっとちなみにブログではよく唸らせてくれる記事が多いという印象です。

 

裾野が広いだから投資でもそれは語れるでしょうと、触発されて話す記事。

 

遅く来たる報酬について考える記事。

 

報酬を遅らせる事ができるかどうか?

端的には、上のブログ記事は貧富を分けるトリガーとしてそれは大いに影響があるという趣旨でしょうか?

投資においてもそうだとするなら、その趣旨には私は大いに共感し賛同する事になりそうです。

 

考えてみると、投資において報酬を遅らせる事が後に良い結果に繋がる事を示しているように思える事は多く、こと投資という領域においては報酬を遅らせる事こそが報酬を大きくすると言ってしまえるかもしれません。

そしてこれは、投資は時間も対価とするものとだという考えをするのなら、まったく筋の通った結論になろうと思います。

 

それを示しているっぽい根拠っぽいことや事例っぽいことを思いかべてみました。

・もっとも成功した投資家は、おそらくもっとも報酬を遅らせる事に躊躇いのない種の投資家であるウォーレン・バフェット氏である。(30年先をみてその間の配当も要らないというスタンス)

・傑出した成績を収める投資家トレーダーの多くは、知識教養が備わっている(よするにインテリより)ように思え、結果が出る前に学ぶコスト(投資を始めてからとは限らず)を払っているように思えること。

・コヴィーさんは7つの習慣で緊急性のない重要なことを優先する習慣をあげている

・自分の知り合いの出来ると思えるトレーダーさんは有用なルールなら年単位のドローダウンも許容する。

複利というもののありかた。

・会社の成長は複利

・大きな傾向としては取引期間が短い投資スタイルほど勝ち上がる参加者率が低そう。

・すごく負けてる人の玉帳記帳率は実感として極めて高そう。

・負けてそうな人ほど、視点の短期傾向がありそう。(短期取引傾向でも長い期間の検証をこなしてくる人は勝つ人が多い印象)

・「Grow Rich Slowly」

・あまりその時に投資対象として魅力的じゃなさそうなものも取り上げ続け、毎週何があげるかというよりもっと遠めなところを考えているわたしの投資成績は数字を見る限り客観的にいいものになってるとしか判断するしかない(上には上はいるけれど)

・他にもいろいろいくらでもありそう。

 

自分の実感としては上記諸々踏まえて、報酬を遅らせる事はその報酬を大きくする行為であるってことはほとんど疑う余地がなさそうな・・という感じになります。

また同時にそれを早めることはかなり不利でもありそうです。

信じていいんじゃないかな?

 

遅く来たる報酬は大きくなる。

 

たぶんそれは投資の結果を左右する要因としては大きそうな。

重要だって言うことです。実感としてはきっとね。

だから、その報酬は得られるのはいつか?

それを遅らせる事はしてもいいか?

してもいいならできるだけ遅らせるためにはどうすればいいか?

なんて視点がきっと役に立つんじゃないかなあって思うわけです。

そんなことを通じて大きく大きくして遅く来たる報酬を受け取ってみたいなあとか思うわけです。

 

報酬を遅らせて

遅く来たる報酬を大きく

大きく大きくしてみませんか?

 

ちなみに逆のことを言った記事 

kamomenotoushi.hatenablog.com


 

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