大河の一滴

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3つの信頼

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握力とかいう言葉があります 

なんか、伸びている株を握ってられるかという話みたいなんだけどね。

握力がないと、株価がちょっと伸びたくらいですぐに利確しちゃったり、逆に下がると我慢しきれず売ったりして、その後大きくあがったりするのなら握力が足りねえとか売らなきゃよかった!なんて嘆くことになったり・・・

そういう事みたいですよ。

 

今回はその握力とはなんぞやって話というか、握力の構成要因というか・・・

もしかしたらもっと大枠のもしかしたら大事な話。

2つめの試験を越える為に必要なものはなにか?という話。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

自分は投資においては信頼が必要だと思うんです。

何かへの。

そうでしょう?

信じるに足る何かがなければ、何を柱に投資をするのでしょう?

何も信じてないのに何かが出来る?

会社が給料を払ってくれると信じられなくてサラリーマン出来る?

お客が来てくれると信じてなくて商売できる?

助けてくれると信じられない人と家族できる?

 

投資も一緒だと思うんです。

 

そんな投資で信頼することになるものはなんなのか?

考えてみました。

信頼すべきなにか。握力の構成要因。投資の根幹。

自分がそれでひねり出したその答えは以下です。

 

会社への信頼

市場への信頼

自分への信頼

 

他にも証券会社とか国とか加えてもいいかも知れないとは思った。

でも要因としてはそれらは大きくないと思うんだ。それに日本なら経済も成熟して殆どにおいては国も証券会社も信用に足るという前提はあると思うので。

投資をしている人なら国とか証券会社がルールを無視して自分の財産を掠め取ったりはしない・・と、思ってますよね?

もしそこから信頼してなければ投資はできないはずです。

ちなみに日本の経済とかはあまり信用してない人もいそうだけどここではそれは上の市場への信頼に含むとするよ。

となると、信頼するべき対象はこの3つだけになるかなあって思います。

端的には投資を構成する要素は、その3つだけで完結するからです。

 

投資する対象とそれを行う場所(もしくは取引相手)とそれを行う自分の3つで。

 

では、その3つを紐解いていきましょう

例えばどのような信頼があるのかってことだね。

 

会社への信頼

その会社の業績は伸びてくれる。

その会社は倒産せずに存続してくれる

その会社は世の中の役に立つことをしている。

その会社は株主を簡単には裏切ったりしない。

その会社には価値がある。

などなど

また投信とかならその運用会社やマネージャーはちゃんと運用してくれるとかあるかもしれませんね。

ファンダメンタルズなどを見る投資家さんは主にここを信頼することが握力の大きな要因かなあって思います。もしくは投資の根幹。

 

市場への信頼

株式の値動きには傾向やルールがある。

市場には再現する優位性がある。

市場に出ている情報は信用に足る。(程度はあると思うけど)

何か大きな悪いことがあってもそれくらいでは市場が壊れてしまわない程度には市場の永続性がある。

市場には奪えるカモがいる。(ひどい言い草だけれども)

 市場は一定のルールの範囲で参加者にフェアーである。(あるいはアンフェアーである)

などなど

テクニカル指標を見るトレーダーさんとかは、主にここを信頼することが握力の大きな要因かなあって思います。もしくはトレード投資の根幹。

またちょっと微妙かもしれないけど、こういうのもここに入れておきます。

新聞や雑誌の言うことはだいたい正しく、未来もおおよそ見抜ける。(裏切られること多いようですけど)

 

自分への信頼

自分の判断は正しい。 

時には間違うこともあるけど、続ければ報われる程度には自分の判断は正しい。

自分が信じるとしたものは信じられる。

やるべきことをやっていれば報われる。そしてそれはできている。

自分が負けるわけがない(これは悪い要因になるかな)

自分には才能がある(これも駄目な要因になるかもね)

などなど

なんかがそうかなあって思います。握力の構成要因であり投資トレードの根幹。

 

 

これらの信頼が崩壊すると、その投資の土台は崩れ去ると思うのです。

依るべきものを失う事になる。

握ってられなくなりつまりは握力も失われる。

 

自分はこれこそが握力とか言われるものの正体なんじゃないかと思うわけです。

もっというなら、もっと根幹的な・・投資をできる根拠と言うべきものかもしれないと思います。場合によっては投資を根幹から崩すことにもなるような。(究極的には退場の選択をすることになる)

もちろん

自分はこれらを信頼すれば報われるなんて言う気はさらさらないです。

間違ったものを信頼すれば、相応の結果が待ってると思うよ。

例えば東芝を信頼し、その東芝を信頼するとした自分を信頼した人は相応の打撃を被ることになったと思うよ?

バブルであがり続ける株価を信頼した人は致命傷を負うことになったかもしれない。

当たり前だよね?

間違った答えを信じればダメージが来る。

信じるべきでないものを信じるとした先にあるものなんてろくでもないものに決まってます。

 

だから、自分は何を信じているのか?なんでそれは信じられるのか?確認整理すべきだと思うんですよね。

そこで信じられないなとするなら捨てるべきなんだと思います。

でも・・それを乗り越えてきたものは・・しかたない。もう信じるしかないんじゃないですかね?

だってこの3つの信頼はきっと投資の根幹をなす要素だと思うから。

避けては通れぬ。ハッピーエンドを見るためには。

そうなんじゃないかなあって思うわけです。

 

 

握力・・もしくはその投資の根幹

会社、市場、自分への3つの信頼

それを確認しませんか?

整理してみませんか?

何を信じ何を疑い投資をするのか

 

 

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