大河の一滴

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取らぬ狸の皮算用

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自分のひとまずの目標は

投資で年アベレージ複利10%以上とする。です。

今のところ。投資にわりと本気モードに入ってる2014年以降は、その目標は幸いながら越えていたりします。(ラッキーに恵まれていると思う)

今の自分は関心興味が投資に向かってますので、このブログを含み考えたり情報収集は習慣的にやってたりするわけで・・・

その結果というか将来的にもおそらくこの目標なら可能そうだなって思いもあったりします。

キャッシュフローの問題はあるけど、アベレージ10%でまわせるなら自分は専業投資家できなくもなさそう)

 

で、もしかしたらもっと上も狙えるかも?という話。

取らぬ狸の皮算用な話。・・・の根拠の話となるかな?

 

単純な話。

ある企業の長期BPSがアベレージ年複利10%で成長するとして、それを低めのPBRで握り、その倍のPBRで手放すとすればそれは持ってる間、アベレージ年複利20%でまわった事になります。(税抜き)

 

以下はそんなものを拾ってみようという意図で調べてみたんですけどね。

kamomenotoushi.hatenablog.com


 計算すると複利10%を実現するBPSの倍率は十年間で2.6倍というところです。

 今回の上のスクリーニングで、その対象は120銘柄ほど。

連結対連結でやっての結果なので単独のみで来てるものとか、単独から連結決算への移行とか、上場して10年経ってないものとか(上場前の業績数値は上場後から見ると異常値になることが多いし)もあるので、実際はそれよりは多くなりそうです。

それでわりと狭き門かなあって思うところだけど、2017年現在から10年前となるとリーマンショックを挟むことになり、リーマンほど厳しい不況がなければもっと数は多くなるかなあって思ってます。

現に、手元の業績データでいろんな会社で計算するとリーマン後に10%以上つけているのは結構ザラな印象です。EPSでもいいならもっとざら。

そんな感じだったりします。

 

とはいえ正直二割は難しいかなあとは思うところ。

なんではあるけど、実はBPSやEPSに加えて配当もある。

それの市場平均を2%として税金考慮で1.6とすると、アベレージ10%は、8.4でも構わないという事になります。かつ株安すると配当利回りが高くなるはずで1.6はもっと増えるはずでもありそうというところで。(逆に株高すると不利になるね。この辺シーゲルさんの言うとおり)

同じPBRの売買であってもBPS成長8.4アベレージくらいで10%は実現してしまうのです。(厳密には配当がたまり買うタイミングもずれるとかあるし、CFが再投資に向かうことになるのでそう簡単にはいかないだろうけど)

で、こういうのは目標をさげるほど、選択肢が多くなるという種のもの。BPS成長複利3%でいいなら秩父鉄道でいいという結果も計算してます。秩父鉄道が狙い目なんて言ってないです。目標を下げると選択肢が増える。場合によってはとても冴えない会社でも選択肢に入れられると言ってます。むしろ冴えない会社のほうがいいかもしれない。低PBRだしおそらく配当利回りでも有利だろうから。

 

という皮算用をしているのですが、配当もある。そしてPBRでもPERでも未来のそれはわからないけど、過去のそれは調べられる。そして売買するそれらの値は自分の制御下にある。(PBR1以下じゃないと買わないは選択できるし、PBR1.3以上でないと売らないも選択できるよね?)

 

10%で回すなら可能そうだ。というのが取らぬ狸の皮算用

あわよくばというより運が良ければ、15%20%と狙っていけるかもしれない・・?

なんて夢想をしているわけです。

夢想は実現するのか。あるいはもっといいものになってしまうのか。あるいは絵に描いた餅として罰を受けてしまうのか。

それはやっぱり闇の中なんですけどね。

でもそんな夢想も投資の一つの楽しみですよね?

 

あなたの夢想の根拠はなんですか?

 

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