株価が上がるか下がるか?
この命題は株式を買う人の関心を集める最たるものではないでしょうか?
多くの人が予測(あるいは予想、憶測)してますね。
当たるといいですねって思います。
今回はこの自分の予測というものへの態度についてのはなし
自分は予測もしたりはしますが
いろんな話を聞く限り、株式投資って予測してなんちゃらして儲けるものではないように感じてます。
予測してるって言っただろうとツッコミが聞こえそうです。
でも自分は予測をしてるけど予測はしてない。
もっと端的に言えば、自分は点の予測はしないけど(できないと思ってるからしないということです)面の予測をしているって話です。
面の予測とは
そこである程度の幅をおいて、良くなったらこうなるだろう。悪くなったらこうなるだろう。って言う予測・・それが面の予測でそれをするようにしています。
これはこうだからこうなるという点の予測でなく、こうなればこうなるだろうという予測・・を範囲を持って行うというもの。こうなるというのを複数用意するわけです。例えば、業績成長が加速するなら、停滞するなら、減益するなら、赤字になるなら、とか。
その面の予測の中に自分が損する点も入ることがミソです。
自分の場合を言うならリーマンショック級くらいの事はその面の中に存在する・・範囲の中にある点として含めています。
リーマンショック時くらいに業績が低迷したら。リーマンショック時くらいにまで企業評価が下がるなら。
その時にも死ぬことはないを満たすこと(あわよくば反撃の余力も確保し速やかに復活すること)。が、自分の一つの大きな投資方針です。
きっとこれぐらいに収まるだろうとする範囲、面を考えます。その範囲は過去の実績とか類似例とかを踏まえて考えます。あまり過去になかったことは起きないという想定です。(だいたい起きたこともないことが起きたときの結果はわからない。)そういう意味ではリーマンショックが過去にあったことがすごく幸いだとおもます。いい基準になりそうです。
ただないとは言い切れないのは確かです。保有企業にのきなみブラック・スワンが来ること・・例えば南海トラフと箱根噴火が同時に来て自分のすべての保有企業に大損害や賠償など発生してのきなみ倒産するとかはありえるかもしれない。天文学的に小さい可能性だと思ってるけど。
というのが面の予測なんですが
一点にかけそれに勝負もかっこいいとは思います。
でもその点が外れたときが不安なら。
予測を点を面にしてみませんか?
面の予測の投資で”大丈夫”を手に入れませんか?