大河の一滴

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富の根拠

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自分の中ではテーマ化して一つのシリーズとなってます。

利益とその対価の話。

kamomenotoushi.hatenablog.com


利益を得るのは対価が要るんです。

その系統の話。それを踏まえて他もあるよね?という話。
対価だけじゃだめで、もう一つのものが要る。それらが揃って利益が出てくる。

 

それは富の根拠。

 

富の根拠とは何でしょう?

例えば家賃収入。もっと言えばその部屋や家に住む誰か。
例えばそういうもの。
その根拠以上には利益は引っ張ってこれない。
だよね?家賃収入以上に家賃収入は得られない。
売れば儲かるよ、それ以上儲かるじゃないかとか言わない。
その場合は、その家の価値というか、その家に対してお金を払う誰かという別の富の根拠があります。
サラリーマンなら給料というか利益の富の根拠はおそらく企業利益。
ちょっとひねるとその人の出す利益とかその企業にお金を払うというお客さんであるとかもみなせるかもね。

これは普遍の真理かもしれない

富の根拠以上の利益は得られない。
根拠ないところに利益はない。
それに対してどんな対価を払っても、価値ある対価を差し出しても。

そうなのではないでしょうか?

自分は株式投資家です。

自分が株式投資から利益を得ようとするならその富の根拠はなんでしょうか?

考えてみました。
それは、企業利益や成長する企業、企業の日々の活動による利益だし、拡大する企業の量と質だろうと思いました。
それらがないと自分はそこから利益が出せないはずです。
なぜならそこには富の根拠、つまりは配られるべき富がないからです。
あるいは、誰かのベットしたお金という富の根拠もありそうです。
ゼロサムゲームの勝者の富の根拠は敗者のお金です。
それもゼロサムゲームの勝者になって初めて得られる富と言えそうです。

こう考えると、投資と言うかたちというよりそれにも収まらずその形は・・

 

対価を差し出すことで、富の根拠から富を分配してもらうこと。

 

と、言えるかもしれません。
自分なら、時間、手間暇、日々企業を見たり比較を続ける、いろんな数字を確認比較する、日々ブログを書いたり投資を考えていくこと、安いと判断したらリスクを取りに行くこと等々を対価に差し出すことで、企業の利益、企業の質量の拡大あるいはゼロサムゲームの敗者のお金という富の根拠から分配してもらった富がその利益である。と、言えるかもしれません。


自分の行う投資というのはそういうカタチだったのです。

この富の根拠という発想

あったほうがいいと思うんです。
だって富の根拠がないところからはきっと利益が出せないから。
逆に有り余るところならもしかしたら有利になるかもしれません。まあそういうのは大抵において人が集まって根拠の割には人が多すぎなんて事になってそうだけど。
ゴールドラッシュとかね。金という富の根拠に対して人が多すぎになってしまってシャベル売るほうが良かったわけです。

 

例えば、Bitcoinは自分には富の根拠に乏しいように思えるな。
参加者がプールしたお金しかないように思える。
ゼロサムゲームの勝者になれるだけの対価を払える自信がなければあまりいい投資先じゃない気がするな。
個別銘柄ならダインちゃんとかも富の根拠に乏しいと思うよ。
もっと言うなら企業が停滞もしくは衰退する株式市場とかもそうかもね?


この発想、自分は有益だって感じるところ。
自分は今後その富の根拠は何なんだ?という事を意識し問いかけていくことになりそうです。


あなたが得た、得ようとする利益の
その利益の富の根拠
それはなんですか?

 

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