大河の一滴

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投資家のためのトレードのはなし

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何度か言ってますが自分は何故かトレード講座受けています。

おそらくちゃんとしたものだと思います。

故に自分はわりとトレードの基礎的知識を持っていたりします。

また近頃は実際にトレーダーの方がどうやってトレードを戦うのかって事を実際に見る機会があってより理解が深まってきていると思います。

ファンダを用いて投資行為をする投資家でトレーダーの戦い方を理解しているという意味で自分はかなりレアな人かもしれないと思うわけです。

それをメインに投資行為をしたりはしないけど、投資家が市場で向き合うであろうトレーダーというものがどういう発想をし戦っているかを知ることは有益なんじゃないかと思うわけです。

それを整理してみようと言うエントリー。

率直に言えばトレーダーは、まっとうなやり方を知りそれを行うトレーダーは決して馬鹿にされるべき存在でないと考えるようになってます。

誤解を恐れずに言えば、そのようなまっとうなトレーダーはまっとうな投資家よりギャンブラーから遠い存在です。というより投資家はギャンブラーな側面を排除しきれないと考えてます。(狙うことに再現性がないという理由でです。)

 

多くの投資家は誤解してそうです。

あるいはトレーダーでさえも。

投資家ならわからなくもないです。投資家が持つ事になる情報源は、テクニカル?あんなの根拠ないね。なんてバイアスが掛かったものになりがちだと思います。

あまり真面目に情報を受け取る姿勢にないと思うところでありますし、というよりはそもそも世間一般に溢れる情報はあまりにまっとうなトレードの実像から離れているとおもうところで。過去検証をすることが重要だってどれだけ認知されているのかということ一つとってもその認知度は低そうです。

鳥と卵のどちらが先かはわからないけど、情報の受け取りては真面目に情報を受け取るきはないし、巷には真面目な情報が少なかったりで。

故にトレードを根本から誤解することになる事が多くなるのではないでしょうか?

自分はみんなまっとうなトレードを知らない。と思ってます。

 

自分の知るトレードの根本の基本発想は以下の様なものです。

 ・市場を観察したり理論を知ったりして仮説を立てそれを数字に落とし込んだルールを考案する。売買ルールと資金管理ルール双方でルール設定します。

チャートで判断するにしてもそれを必ず具体的なシグナルとなる数字にまで落とし込みます。なんとなくなんてものは徹底的に排除していきます。

・そのルールを運用したら今までどうであったかを過去データを元に検証する。その期間は軽々10年を越えることが多いでしょう。

・その結果が好ましいものであったなら運用を始める、それをその通りひたすら繰り返す。

・そのルールは今まで長い期間で機能した。一時はこれだけ減ることもあるけど長い期間でこれだけ増えた。ということを確認した上でそれの再現を目指す。

 

です。

 

自分はこれを”再現性のある優位性”を見つけ繰り返す行為だと考えています。定義と言ってもいいです。

 トレードとは再現性のある優位性をみつけそれをその通りに繰り返す行為なんです。

 

この再現性というもの、本当に再現です。EPSが増えるものは株価が上がりやすいなんてレベルではありません。

徹底的に具体的な数字をもってシグナルとし、定められた資金管理のもとにこういうことをやり続ければ今まで長い期間で何度も再現してきたことであり、繰り返せばそれはプラスであったを実証したものであり、運用する前からこのような結果になるだろうという数字を持って行います。

 

これに対して投資家の行う投資行為には再現性がありません。

 そーせいを100回買えばプラスだなんてわかりませんよね?といういうより同様の条件での取引を100回繰り返す事が出来ないはずです。

その投資に優位性はないとは言いません。ただ投資家の挑むものに優位性があるかどうかは実証され得なく、その優位性も明示されることはなく、再度は、二匹目のドジョウはないんです。

 

だから投資とトレードを比較するなら以下のような特徴が出るはずです。

100%確実ということではないけど、トレードのほうがそれを続ければプラスだという将来のリターンを見込みやすい。多くはだいたいこれぐらいになるだろうを伴って。

それを続ければプラスだという事など存在し得ないのが投資。(続けられる再現することがない)しかし、再現しない二度と現れないからこそ出てきうる突出した優位性を持つ取引にも出会いうる。

 

それらを踏まえれば

一時のパフォーマンスにおいては投資行為のほうが非常に凌駕したりすることが多いだろうと考えられます。これはマイナスの方向にも言えると思います。パフォーマンスの振れ幅が良くも悪くも大きくなる。

この良くもというのが以下の記事で言うところの50ドルを二回であるし悪くもは大きな損を出して破産するなのかな?って思います。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

自分はトレードの”再現性がある”というところはホントに羨ましくて再現性のある優位性が叩き出すパフォーマンスで十分だと考えるのならトレーダーに転身したほうが賢明じゃないのか?と思ってるくらいです。

そのパフォーマンスですが、平均複利年10%なら傑出したパフォーマンスであるような趣きです。

でも例えば安定的に平均複利年6%位を狙うなら投資よりトレードのほうが近道というかそれが実現する可能性が高そうだってところはつくづく思います。配当は抜いてね。

 

投資であるなら、例えば2013年に年10%増えましたは、心もとないパフォーマンスと言えそうで、実際あまり深くは吟味せず買って結果倍になりましたなんて方もたくさんいらっしゃると思います。逆にリーマン時などは、減らさないことが傑出したパフォーマンスであるといえそうです。というよりそういう環境の時は投資的な手法を取る方は大打撃を受けごっそり市場参加者が入れ替わるというのはどうやら厳然とした事実にしか思えないです。

 多くの方というにはもっと大半の方が環境によって大きくプラスにもマイナスにもパフォーマンスが影響を受けるというのが投資のカタチといえるのではないでしょうか?

 

実際に検証結果を見せていただいたのですけど

あるルールのそれはリーマン時にも資産を増やしています。もちろん2013年のような年は一般的な投資パフォーマンスに劣ることになりますし通算で負け越す年もあったりするようですが、資産が三割減とか半分になりましたなんてありえなさそうな推移でした。そしてそのルールといえば(実際の中身は言えないよ)、何度も再現するよね?としか思えないとてもシンプルなものでした。普遍性があると言ってもいいかもしれません。

自分は相当の自信を持ってトレードは投資に比べ絶対とは言えないけど時間をかければより確実に増えるとはいい切っていいと思います。

 

もっとも  

自分はもしそれなりの資産を築いてもう投資ではなくトレードのより安定的なリターンで十分だろうと思っても、転身はしなさそうだけど。

自分は投資が好きだからね。 

好きだからしょうが無い。だから受け入れてやる。いつか来るだろう大きな損を。って思ってます。

 

あなたはトレードというものをどれだけ知ってますか?

それを知ることは不利益といえますか?

不利益でないのなら知りませんか?考えてみませんか?

 

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