大河の一滴

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投資の季節後編

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2016年5月追記。

2015年の9月くらいに書いた記事なのですが、わりと気に入ってて出すタイミングを図っていたりしたのですが、これを進めたような記事も出来たりしてもう先に出したほうがいいかなと?お蔵出し。前後編の後編。

前編は以下

kamomenotoushi.hatenablog.com


 

投資には春夏秋冬の季節がある。きっと。

そして、秋に勝ち冬にはうまく負けるのがいいですよねなんて話だったのが前編。
でもね、問題なのは今の季節はなんなのかだろ?って思う人もいるよね。
そうですね。

今の季節がいつかだなんてわかりません。

 

それはわからないのです。

その季節が過去のものとなるまでは。

 

事前に未来の季節、株価も業績もわかりません。
それが過去になったときに、実は秋まっさかりだった。とか、秋の終わり冬の到来だった。とか、ずっと冬のままで季節は変わらないまま。とかなんてわかります。

 

ただわかるのは、春夏秋冬があることだけです。(待ってれば必ず秋になるとは言ってません)
ただ秋には労せず収穫があり、冬には頑張っても報われない。春と秋はどうなんでしょ?
ということだけです。

 

できることは、冬には勝てないことを知りかつ秋がまた来ることを信じ、冬を越せるだろう作物を探し見守るか、冬が来たと思えばさっさと稲を刈り取り、春がきたと思えば種をまき、秋になったと思えばそれを刈り、秋にはなりそうもないと思えば撒いた種を引っ込める。なんてことの繰り返し。
それぐらいです。
あとは、不完全な知識と知恵を総動員しなんとか今の季節を知ろうとする。
できることはそれぐらいかなあと思います。

ちなみに自分は企業業績から季節を知ろうとしてます。

でも、それは不完全。リスクが有り負ける時があります。
株価から季節を知ろうとしている人もいますね。日銀動向から季節を知ろうとしている人もいますね。

金利動向だって、米ダウの動きだって、原油先物価格だろうと、不動産の売れ行きだろうと。
いずれも不完全。リスクが有り負けるときがあります。

ひとつを見ても、たくさん見ても、全部見てもおなじこと。

 

当たり前です。完全な道具など無いんですから。
どんな道具も得意な時と不得意な時がありますから。
どんな道具もリスクとリターンがあります。

 

言い換えればリスクは決して消えてなくなることはない。

 

常には勝てない。必ず負ける時が来る。 

知りませんでした?

リスクと付き合い続ける事は避けて通れぬのです。

知りませんでした?

 

リスクがあることを知り、リターンがあることを知り
自分の扱う道具の得意不得意を知り
不完全な知識と知恵で季節をなんとか知ろうとし
それで負けるならしかたがない。どうあがいても負けるときは負けるもの。
冬に作物は育たない。冬に稲が育たぬことに文句は言ったり落ち込んだりしても仕方ない。負ける準備もしておく。死なない程度なら稲が枯れるのは必要経費。
秋にそれ以上の作物を取ればいい。そしてそこを目指す。

 

そういうものが投資だと思うんです。


投資に季節があるのなら
勝つ時負ける時があるはずです
あなたの手に持つ道具は万能の道具ではないんですから。
常には勝てないと負けるときの準備もすすめ
拙い不完全な知識でも季節を知ろうとし
手に持つ道具の能力を知ろうとし使いこなそうとする先には
きっとハッピーエンドが待ってると思います。

 

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