テクニカルよりファンダのほうが儲かります
嘘です。私はまったくそう思ってません。
ある投資(手法)はあるときに儲かりやすいあるときに損しやすいとかすごく儲かりやすい反面すごく損しやすいとかの固有の性質はありそうです。
しかしそれらに、上も下も、正しいも間違いも、上品も下品もなく、有利も不利も、儲かるも損するもないと思っています。
これはファンダだろうが、テクニカルの株式投資だろうが不動産だろうが先物だろうが債権だろうが貯蓄だろうが、起業しての会社経営だろうがそうだと思ってます。
世の中には、誰でもそれをすれば必ず儲かるなんて投資案件なぞないのです。
世の中はうまい話甘い話なんてものを許さない。
自分はそのように考えています。
じゃあ、なんの投資をするか、どういうやり方で投資をすると有利かを考えることは無意味なのでしょうか?と聞かれるなら自分はNOであると答えます。
なぜなら、人には向き不向きがあるからです。
向いているか向いていないか
それは重要な視点になりそうです。
このブログは、FPかもめはファンダ見て投資する長期株式投資家(長期の定義にもよりますけど)です。おそらくは。
なぜそうなのかと聞かれるなら、ただ単にFPかもめ当人が自分には株式のファンダの方が向いてるよねーと思いこんでいるに過ぎないという理由です。ついでに会社の数字見てるのが好きだからもあるかもしれない。
しかしながらその判断はなかなか難しいかもしれません。
なぜなら、その判断にはその投資が持つ性質、何が要求されるのかを理解しかつ自分が持つ性質好み適性を知らなければなりません。
案外そういう視点を持っている人はすくなそうです。
しかしながらこの自分の使う道具と自分を理解するは、多分結果を出し続けている人は殆どの場合においてクリアしているんじゃないかなあと考えています。
と言いつつもそこに行くまでには落とし穴がありそうです。
大抵の場合において、いろんな物を手に取りそれが自分にあっているかどうかを検証などしないからです。
それにやってみなければわからないという部分も残念ながらありそうです。
そう、自分は自分がテクニカルトレーダーに向いているどうか判断できません。
なぜならテクニカルトレードをあまり理解してないからです。更にはそれが自分にあっているかにも目も向けてないし、手にも取っていないからです。
それどころか固執してます。今手にとっているやり方に。
同様に世の中で見かける人の多くが、固執しているように見えます。
誰かがこれが良いと言ったって大抵はそれに取り合わずスルーとかもしくは全力で否定してくる。とかよく見ます。
もしかしたら自分はテクニカルトレードを道具としたほうが傑出するかもしれない可能性は捨てているかもしれません。
金の先物でもやったほうが可能性があるのかもしれません。
そこは仕方ないと思ってます。
僕は世界のすべてを知ることはできない。
だからいいです。そして僕は今の道具を気に入っている。
実はここまできてようやく本題です。
ここまで言いながら自分は気に入ったものでいいじゃんと思っています。むしろ興味を持てる対象にすべきだと考えています。だって選べるんだから。
有利か不利かなんて考えないでよろしい。とすら思ってます。
その人がその道具を知り尽くし興味を持って道具を使う腕を磨いていく、その土台は結局はそれに対する興味だと考えています。
有利なものとか儲かるものを選ぶんじゃないの。好きになれそうで腕を磨けるものを選ぶの。
そもそも有利なものとか儲かるものなんてないの。 ということです。
それに自分はわりと人を信じていて、人ってそれを手に取れば習熟できる可能性があるからこそそれに興味を持つようなところがあると考えています。
端的にいうなら・・・
好きこそものの上手なれ
ということなんです。
説明不要そうですが自分が加えたいことは、
儲かるかどうかで好きが決定されるのではなく、好きかどうかで儲かるかが決定するのではないかという話です。
だから、お金で好きなものを売ってしまう(魂を売る)のはダメなんです。
テクニカルよりファンダが儲かります。
嘘だと言ったがそれは嘘だ。
だって自分はテクニカルよりファンダが好きなんですもの。
自分はテクニカルよりファンダが好きだしだから自分はテクニカルよりファンダが儲かるわけです。
あなたが取り組むその投資
あなたはその投資を行うのに向いた適性を持ってますか?
腕を磨く気になれますか?
あなたはその結果ではなくそのもの自体に関心は向かってますか?
つまりはあなたはその投資が好きですか?