大河の一滴

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その矢は測られていますか?

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投資に限らずなのかもしれないけど、何かするなら多分目的があるんだと思うんです。

もちろん投資をしている人は、自分の意志でしているはずです。投資は義務でもないですし当然ですよね。(誰かに強制されたはまあ考えないでください)

自分の意志で投資をしているんだからそこには目的があるはずなんです。 

金儲け?

まあ、それでもいいけど広いんじゃないかと思います。もちろん投資を行うという行為全体を指して言うならまあ、まっとうな理由になるかも。ただ、もうちょっと狭いほうがいいとは思うけど。例えば、200万の車を買うため。退職後に年金と合わせて生活を維持できる収入を得続けるため。金融資産高一億円とかでもいいかもしれません。

実は自分はあまり金融資産高自体は目的にならないと考えているけど。だってそれって道具じゃないかって思ってます。

標数値があるのは、お金儲け!なんて広い目的よりはいいと思いますけどね。

kamomenotoushi.hatenablog.com


目的は具体的であるべきです。

期限がついているならなおいいと思います。(ちなみに僕は期限をつけるのがとても苦手です。期限をつけた途端にめんどくさくなります)

 

目的が具体的であるなら今いるところで進んでいるのか。下がっているのか。正しい方向なのか?間違った方向なのか?間に合うのか?間に合わないのか?

わかると思います。わかんなくても考えられると思います。

具体的でないものだと上手く行っているのかよくわかりません。そしてよくわからないものに人は頑張れないと思っています。よくわからないものに頑張れる人なんているんですかね?進んでいるか進んでないかもわからないあるいは後退しているのかもしれない。そんなものにエネルギーを投じ続けることできるのでしょうか?(それ自体が目的ならできると思ってます。例えばバフェットは自分が保有し見守る会社が成長していくことこそが目的になってそうです)

行動するさいは目的を意識するべきは、個々の取引にもいえます。

ここでやっと本題です。(上記のテーマも面白そうなのでいつか考えるかも、投資の目的というテーマ)

 

個々の取引には目的が定められるべきで・・狙いを定めて取引は行われるべきです。

狙いといっても個々の取引レベルであるなら金儲け!はおろか、資産高1億でも老後のインカムでも広すぎるかもしれません。

より大きな目的に対しその取引がどれだけ貢献しているか想像しにくいからです。(想像できるならいいと思います。)

だから例えば、以下ぐらいまでは狙いを定めたいですね。 

この銘柄は現在週足で上昇トレンドであると判断した。よって、底を1000円として、週足での上昇トレンドに乗ることを目的としてトレードを行う。

上記ならば、週足で上昇トレンドと認められなくなった時、あるいは、底と定めた1000円以下になったときがその取引の終了の時です。1000円切った時はそこで終わらせて次行けばいいわけです。

別の視点ななら、

この会社は、現在配当利回り4%ある。そして増配傾向である。よってインカムゲイン狙いとしてこの会社の株式を買う。

上記ならば、減配によって配当利回りが4%を切ること、あるいは期待した増配が行われなかった時が撤退を考慮するべきときだと判ります。

他にも業績だとか日経平均の上昇とともに上がることを見込んだとかエトセトラ。

狙いを定めれば、その矢が当たったのか外れたのかは明確になります。

狙いが具体的であるなら、その取引が成功したか失敗したかは明確になります。

そして狙いが具体的ではないと、その取引が成功したか失敗したかわからないのです。

テキトウに放った矢に対して狙い通りに当たったかどうかを判別することは不可能なんです。

判別するんだからどういう状態が当たったか外れるか言えなきゃいけないと思います。

失敗か成功かもわからぬものを積み上げて目的が達せられるなんてことがあるのでしょうか?

 

あなたの行うその取引

その狙いは定められてますか?

その矢が当たったか外れたか判断することができますか?

その矢は測られていますか?

 

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