大河の一滴

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4つ(8つ)の変化の方向性

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世の中には方向性が二方向しかないものがあったりします。

例えばビルの(メートル的な)高さ。これには高くなるか低くなるしかないはずです。ビルの高さは広くなったり狭くなったりとか濃くなったり薄くなったりしないものです。
ビルの高さは高くなるか低くなるかだけです。
そして他の二方向しかないものを挙げるとするなら例えば以下のものがあるかもしれません。

(投資対象としての)会社の状態
株価

これらは変わらないということはあるかもしれませんが方向性というなら、会社の状態なら良くなるか悪くなる、株価なら上がるか下がるかしかないように思えます。
そのいずれも広くなったり狭くなったり濃くなったり薄くなったり面白くなったりつまらなくなったり(ある個人の解釈としてならなくもないかもしれないけど)容量が増えたり減ったりしないものです。

故にそれらを組み合わせた方向性も以下のいずれかになるはずです。

会社が良くなって株価が上がる
会社が悪くなって株価が上がる
会社が良くなって株価が下がる
会社が悪くなって株価が下がる

極論すれば会社の状態と株価の方向性は上記しかないと言えそうです。
その意味ではこの4つに対応できるなら傑出した結果は難しいかもしれないけどプラスにする程度なら可能じゃないかと考えています。
市場に起きうることおそらくすべてカバーしているからです。
逆に言えば、マイナスから抜け出せない人はいずれかあるいはすべての対応にしくじっている可能性がありそうです。


そしてファンダ見る投資家としてはもうちょっと複雑にしてもいいかな?とも思います。
会社の状態は業績(損益計算書)と財務(貸借対照表)に分けられそうです。
それを踏まえると以下になりそうです。


業績が良くなり財務も良くなり株価が上がる
業績が良くなり財務は悪くなり株価が上がる
業績が悪くなり財務は良くなり株価が上がる
業績が悪くなり財務も悪くなり株価が上がる
業績が良くなり財務も良くなり株価が下がる
業績が良くなり財務は悪くなり株価が下がる
業績が悪くなり財務は良くなり株価が下がる
業績が悪くなり財務も悪くなり株価が下がる


上記でもいいかもしれない。
ちなみに自分が保有しているものに関して上記の対応をするとするなら以下のように方針で考えていきそうです。


業績が良くなり財務も良くなり株価が上がる→継続保有場合によって売却検討
業績が良くなり財務は悪くなり株価が上がる→注意しながら保有あるいは売却検討
業績が悪くなり財務は良くなり株価が上がる→まず売却
業績が悪くなり財務も悪くなり株価が上がる→考えずに売却
業績が良くなり財務も良くなり株価が下がる→保有継続し買いまし検討
業績が良くなり財務は悪くなり株価が下がる→注意しながら保有、買い増しも検討
業績が悪くなり財務は良くなり株価が下がる→売却よりで検討
業績が悪くなり財務も悪くなり株価が下がる→即売却


実際には自分はもうちょっと複雑に見ています。

インカム的な利回りがかなり判断に左右しますし、それを除いても株価のところは相対的な高さ安さ、例えばPERPBR推移をより注視してそうですし、方向性が変化する可能性とその変化の大きさも考えそうです。

さらには保有しているものにどう対処するという意味だけに限らず、買う前に予めカテゴライズをした上で方針を定めて買うことも出来そうですし、さらに記録をとって見返すなら損したもの得したものに傾向性がでてくるかもしれません。

傾向性があるなら、それと同じようなものを狙い撃ちだってできるかもしれませんね。


結局は方向性は会社は良くなるか悪くなるかで、株価は高くなるか安くなるかに単純化できるんじゃないかなあと思っています。
そして単純化し予め対応を決めておくことも、得意なものも出てくるならそれを狙い撃つことは不可能ではないと考えています。

少なくともそうすればそうしなかった時よりうまく株式投資をこなせる気がしませんか?


あなたは、変化の方向性を定めてますか?
それに対し予め定めておくなら

起こりうる何かによりクールに対応できると思えませんか? 

 

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