大河の一滴

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ファンダメンタルズとテクニカルの融合

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ネットの掲示板など見ていてある手法の人が他の手法をこき下ろすなんて風景をよく見ます。
会社の価値なんてわかりっこない。PERなど参考にしても無駄。
値動き見ても未来の株価なんてわかりっこない。上がった時に結果として当たったと言ってるだけ。
まあ事実だし間違いでもあると感じてます。


その中でもファンダメンタルズを主な手段に置く人とテクニカルを主な手段に置く人はなんか相互理解してないし仲が悪い印象を感じてます。
水と油の感もあるように思えますが、テクニカル手法の講座を終えてとりあえずテクニカルとファンダメンタルズの思想の基本は理解できたかも?と感じるところの自分はそれらはある意味同じことを指している部分も多く相互補完できるものなんじゃないかと感じています。


ざっくり言ってしまえばテクニカルは基本的には買いたいパワーと売りたいパワーの推移を見て傾向性を分析しそれを認めたら取引するということでしょうか。
そしてファンダメンタルズはその物の価値を測りそれが安いなら高いなら取引するということになりそうです。


補足するなら当たり前ですが、人はいいものが安く売っていれば買いたいものなんです。
何がいいものか?は人によって尺度は違うかもしれませんし、そもそもいいものか分からない事もありそうとはいえ悪いものを高く買いたい人などいるでしょうか?
そしてそれがすごくいいものでも明太子のおにぎりを一万円で買いたい人は少ないでしょう。
他の明太子のおにぎりは100円程度で買えますし、そこに品質の違いがあったとしてもその違いに100倍の価値を見出す人はごく少数でしょう。


突き詰めていけばだいたいこの程度の品質ならこの程度のお金で売りたい、買いたいってラインが有るんじゃないかと感じています。
そしてその結果がチャートになって現れるんです。それは人々の買いたい売りたいの歴史が可視化されたものです。
人がいいものを買いたい、安く買いたいと望み、このくらいの品質ならこれくらいのお金を払っていいというものがあるならそれらの記録をなぞっていけばそれらしいものになるのは必然の結果と感じています。


言い換えるなら、なんでその値段がついてきた?の原因を見るのがファンダメンタルズで、その結果を見るのがテクニカルです。
原因を見るのと結果を見るというアプローチの違いはありますがそこから導き出される答えが著しく違う事はあまりないんじゃないんじゃないかと考えています。


実際に週足や月足をみてるとやっぱり株価が上がるということはそれも長期視点で見れば見るほど、良いものは買われて悪いものは売られてる傾向が強いと感じてます
日足で見るとあまり整合性はないんですが週足なら結構、月足ならそのものとすら言えるかもしれません。
毎日いろんな会社のファンダメンタルズと日週月のチャートを見ていての今のところの結論です。
もっとも今は上げ相場だからというところはありそうですが。
しかいいいものでも安いものでも値を落とすさげ相場でもより良いものがより悪いものより下げる、より安いものがより高いものより下げるとはちょっとならないんじゃないかと考えています。下げ相場での値動きをリアルタイムで監視したわけじゃないので予測の範囲ですけど。


でもまあ、とりあえず上げ相場における場合はかなり素直にファンダメンタルズの優位性が週や月のチャートに現れる傾向が強いということは言えそうです。

当たり前の話で大抵の場合多くの人にとってこれは安いこれは高いそしてこれは買いたいこれは売りたいはそんなにめちゃくちゃにならないってことですね。
長期で見るほどです。
多くの場合この程度の品質ならこの程度のお金をは売りたい、買いたいってラインはあるんですよね。きっと。
おそらくということになりますが上げ相場における月足チャートはそれを可視化したものです。
と今のところ感じています。


あなたがいいと思った会社、他の人達もいいと感じているようですか?
長い期間の値動きからそれが確認できるようですよ?
ファンダメンタルズとテクニカルが融合するときもっとはっきりとものが見えてくるかも?とおもいませんか?

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