大河の一滴

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お金の交換するという機能の少し突っ込んだ話

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以前お金の機能について考えました。

自分にとってお金とは何なのか?人が創りだした道具であるお金と人とのつきあいかたは、数年以上にわたって考えているテーマです。本田健さんの影響かも
お金の交換という機能についてもうちょっと突っ込んだエントリー。

持っているお金はなにか欲しい物と交換できます。それが売っていて手持ちのお金がその売られている値札以上のものでなければ交換できます。
このことに異論をはさむ方は少なかろうと思います。

お金はなにか欲しいものと”交換”できます。

一般的には、お金を使うという行為ですね。
自分はこの使うって表現はイカンなあと思っています。
だってなくなってしまうみたいな表現じゃないですか?

その行為は交換するという行為です。

交換という意味の中になくなってしまうはありません。使うもないと思うけどね
だいたい使われたお金がなくなってしまうなら、お金がそのような存在であったらもらった人が損するから交換してくれないよね。
まあ、なくなるものと大切なモノを交換してくれる人はあまりいないと思います。
それはなくなったりしないものだから多くの人が喜んでものと交換、つまり売ってくれるんです。
それは減ったりせず、交換できるし、さらにはおいておけば目減りすることもなくあまつさえ増えていくもんだからお金なんです。
今の世の中において使ったら次元の狭間に消えてしまったり、とっておいたらいつの間にか目減りする(インフレは考慮しないでね)ものはお金とは言わないんです。

声を大にして言いたい。

お金は使ってもなくならないんです。
それが今のお金に与えられた偉大なそして罪作りな機能なんです。

使ってもなくならないのなら、どうなるか。
何のことはありません。一ミリも目減りしないで他の誰かのもとに移動するだけです。

だからお金は使ったら自分の手元からなくなるというのは正しいです。
その代わりあなたの手元には何かが残っています。それは交換なんだから。
おにぎりかもしれないし、株券かもしれないし、新幹線などで早く移動した事による時間かも知れないし、保険による安心感かもしれんし、刹那的なうさばらしかもしれんし、見て損したと思うような映画体験かもしれないし、あげたならいいことしたなという気持ちとか盗まれたときですら盗まれたという残念感と交換したと見ることだってできます。
交換したものが、その人の望むものであったかその人を幸せにするかはまた別問題ですがそこで使ったお金は原則としてなくなったりせず他の誰かの元にいるわけです。

それがお金の真実なんです。

そしてそれはお金の機能である交換できるということと減らずに蓄積できることから至極当然に導き出される結論です。 お金の機能がまっとうに働くとそうならざるを得ないという話です。

でも、実際のところ多くの人がお金は使ったらなくなってしまうものと思っている。感じている。
それは事実とは違うことは知っていてもいいかもしれません。
個においてはお金は使ったらなくなるものだけど全体としてはお金って決して使ってなくなるものではありません。
全体を語る場合お金の無駄遣いという概念は無いんです。
個で語るならいくらでもあるんだけどね
これは数年以上考えて導き出した結論です。
自分はいまのところいくら考えても使ったらお金がなくなってしまう事例を未だ発見できていません。
もしそのようなことがあるなら教えて欲しいです。煽りとかじゃなくてそんな事例があるならお金という存在を考える上でぜひとも知っておきたいと思っています。

そして使ってなくならないという性質を持つお金でもう一つの側面が言えます。

渡した方にとっては支出であると同時に受け取った方にとっては収入である。
一つの行為は2つの意味があります。
そして片方の意味だけでは決してその行為は成り立ちません。
つまり受け取るほうが無いと渡すことはできないんです。
完全に例外なく支出=収入なんです。
これも例外があったら教えて欲しいです。いまのところ見つけられません。

支出を減らすことは素晴らしいことですが誰かの収入を減らざず誰かの支出を減らすことなどできません。
誰かがお金の無駄遣いを減らすということは誰かを貧乏にするということと同義です。
誰かの収入になるべきだったお金が使われなければ、それを手にする人はそれを使うこともできません。
誰かを貧乏にするは貧乏の連鎖の始まりであるとすら言えるかもしれません。
これもお金の真実と言えましょう。

まとめるなら

お金は使ってもなくならない。使わえたお金は移動し他の誰かのもとに必ず行く。
誰かの支出は誰かの収入と必ずイコールになる。誰の収入を減らさずお金の無駄遣いを減らすことは絶対にできない。


今日はここまで。
いつかもっと突っ込んだことを話しましょう。
たぶんお金が動くということの意味の話。

あなたはお金がどんな存在なのか関心を持っていますか?
どんな存在なのかも知らずそれがたくさん欲しいんですか?
お金がどんな存在なのか知ること。それは役に立たないことなのですか?

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参考記事 kamomenotoushi.hatenablog.com