大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4924)シーズ・ホールディングス 日記(分)

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

シーズ・ホールディングス

(東証一部/化学)

株価

4030円(人々は、目指した山を登りきり下山中。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。継続高EOE企業(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/02/28/000000)から気になったものをチョイスして分析します。シーズ・ホールディングス。ドクターシーラボ。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2018年10月5日に取得。

長期に成長。売上に関しては2013年に前年割れがある程度ですね。利益に関しては2011年にピークがありそこから一度足踏みをして計画で過去最高益の水準に届くかな?って状況。継続してROEが高いということで赤字なんてないというか利益率も高く普通に優良企業と言えます。ただ、利益率ROEが下落傾向にあるのは気になるところ。個別年で気になる2013年の売上前年割れは、「広告宣伝の効率が落ちたことに起因」とか「当社の主力商品と競合する商品が相次いで市場投入」とか「購入単価の底上げを図りましたが、夏のボーナス商戦でも高単価の商品の販売は伸びず」とか言ってますね。ただここぐらいから「海外事業においては、次期からが海外事業の本格拡大と位置づけ」と海外をのばしにきているようです。それ以後は通販と卸売りが復調しみたいな感じですがその後も見てると化粧品と健康食品それぞれまたは通販、卸売りなどにも足踏みも多く個々ではそんなに順調でもないなあという感じですが足踏みするときは他でカバーして結果として全体としては伸びてきているという印象です。うまく部門同士をフォローしあっているとも言えそうです。そしてなんだかんだいいながら成長と。今後はどうなのでしょう。

財務。盤石感のある財務。借入金なんて・・2018年にしてますね。それで自己資産より総資産が伸びる形で自己資本比率は悪化。なにか大型投資でもしてそうな感じ。

CF。営業で安定感。そして借り入れをしつつ投資・・子会社取得してますね。以下のようですね。

bhn.jp

エステサロンの買収みたいです。エステ・サロン事業の強化及び若年層向け化粧品ブランド開発及び販売が狙いなようです。そのような行動をしながらFCFはプラスで現金も積み上がってますね。というか普段はあまり投資を必要としてなくてCFの多くは株主還元に向かってそうです。配当性向は高く優待対象ですがまだ余裕ありという印象。実際記念配当を除けば減配はなさそうです。

評価。明らかに優良企業。成長もしていると。ただ毎年利益が伸びるようなものでもないし、利益率ROEを落としてきているのも気になります。FCF豊富で施策も十分に打てそうで実際にエステサロン強化に来てます。そういう意味では今後も成長は十分ありえそうですが、評価は高め感あるPER30をどうみるか。歴史的には高めな水準です。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげておち。
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期には上昇。特にリーマン後は順調が続いていますがその中で2015年から2016年までに相当のドローダウン、そして2018年にまたドローダウン。これが調整となるか下落トレンドに転じるか?なんて局面。調整と見るなら押し目とできるかもしれない。底は3715に見ておけば。もっとももうちょっと掘るかもしれないのでその可能性も考慮して量を決めるといいと思う。3165まで見ておくとか。
ファンダ的には、とてもいい会社だと思うけど劣化傾向にあるのと高PERで妙味があるかというとさほどでもな気がします。長く持つならそれでも良さそうな気がしますが。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4924

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4924

IRBANK:https://irbank.net/4924

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今日は相場はお休みのようですが、普通に日記記事。

それ以外は特にないです。 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)

価値と価格の関係性

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高級仮想通貨という言葉を聞いたんです

ちょっとずらして書きますが、これ書いている時点でビットコインはだいたい100万円ぐらいです。

それで200万で買った人がいたとして、自分が200万円で買ったビットコインはより高級な仮想通貨であるという感じに言っていたのを見たんですけどね。

安売りの服を買いたいか?(いいや買いたくないだろう)みたいな話をしてたんですけどね。

 

まあ、笑い話なようですが笑い話ではないんです。

そのような話。

そして定めなきゃいけないし定めたことには真摯でなきゃいけないよねって話。

 

自分は分かれ道だと思ってます

価値と価格の関係をどう捉えるかは。

 

価値は価格とイコールである。

価値と価格は違うものである。

 

価値は価格とイコールである。

100万円で買ったビットコインより、200万円で買ったビットコインのほうが高級であり価値が高いというのは、この価値と価格はイコールであるという発想に属しているといえます。

そういった人は意図したものかは知らないけど、それは価値と価格はイコールであると定めたわけです。定めてないかもしれないけど

 

上の話もより高い価格で買ったものは高級品。その考え自体は別に間違いじゃないし間違いとは言えない考え方だし馬鹿にしちゃいけませんよ。

でも笑い話もあって、そうであるなら価格が落ちたそれは価値を落としたとみなさなきゃいけないはずです。それは高級品だった。でも自分が持ってる間にそれは高級ではなくなったと受け入れてないならそれは笑い話です。

 

価格イコール価値とイコールであるとした上で価格が下がったときに価値が下がったことを受け入れられないのは笑い話。

自分の決めたことに真摯になれてないというところが笑い話です。

 

価値と価格はイコールとするからにはその価格に真摯でなければなりません。

ならなくてもいいけどそれなら、投資で利益出すのは諦めるべきでしょう。

 価値と価格は違うものである。

一方価値と価格はイコールでないという発想はどうでしょう。

200万とか100万になった価格とは別の存在としてビットコインには価値があると考えるわけです。

価格以外の何らかのものを測りそれにはこれくらいの価値があるとする。

そしてその測られる価値が落ちてないのに価格が落ちるならそれは高かったときよりお買い得になったと考えるわけですね。

これは価値と価格はイコールでないという発想だし、そのように言う人はそう定めてるという話です。

 

これも笑い話がないわけじゃないです。

例えば同時に10万円だったときに比べてビットコインの価値が大きくなったと言えないなら10万円の時よりはお買い得じゃないとできないのならこれもあまり真摯じゃない態度だと思います。

価値の変動が認められない中で100万の価格は200万からは安いとするのは結構だけど、10万よりは高いとできないなら笑い話になります。

 

価格イコール価値とイコールでないとした上で価値も測らず安いとか高いとか言ったり安いだけ認めて高いは認められないとするなら笑い話。

自分の決めたことに真摯になれてないというところが笑い話です。

 

価値と価格はイコールでないとするからにはその価値に真摯でなければなりません。

ならなくてもいいけどそれなら、投資で利益出すのは諦めるべきでしょう。

 

なんですけどイコールでない派はややこしいというか、価値が変動する可能性を考慮したり測る必要がありそうです。価格が下るとき価値の低下の可能性も測っていないと痛い目を見るかもしれなくて価格に無頓着もそれはそれで問題があるかもしれない。

でも価値により真摯でないといけないってところは変わらないとは思うけど。

 

つまりは

価値と価格はイコールであると定めるなら価格に真摯に。

価値と価格はイコールでないと定めるなら価値に真摯に。

 

そうであるべきだと思うんですよね。

いや、なくてもいいんだけどたぶんそのうち痛い目見るというか多分長くは利益を出し難いと思うところ。

 

で、これは多分定めるものなんだ。

だとするなら・・

 

どっちに定める?

しっくりきて真摯になれそうな方に定めるんです。

 

自分は価値より価格に注目し価格に真摯になる。(価値=価格なので価値にも真摯になってるとは言える)

自分は価格より価値に注目し価値に真摯になる。(価格も気にしないと価格と価値の差がわからないのでやっぱり価格も気にするべきだと思うけど)

 

決めるべきだと思うんだ。

そうしないと行動に筋が通せないというか、一貫性が崩れそうというか、自分の都合であっちいったりこっちいったりして、投資はただの願望やそうなったらいいなのレベルに落ちてしまうと思うんです。

 

その果てに、200万で買ったビットコインが100万に下がったときに自分の買ったビットコインは高級品なので大丈夫だとか言ってしまうとか・・

成長もしてない企業が高値をつけたときそれが高くなってるとすべき事に気づけず売り遅れたり、利益も株価も落としている企業を塩漬けで抱えたり、暴落してその後リバウンドして暴騰することになるようなチャンスを恐怖で見逃したり・・

 

そのような投資になるんです。

 

価格に真摯なら価格が落ちていることを深刻に受け止めもっと早めに損切りできたはずです。

価値に真摯なら高くなった安くなったも気がついたはずだし、価値の上昇下落も観測できたはずです。

決めてないならそのような行為はできない。というよりちょっとでも苦しくなれば、その場に踏みとどまることなどできず楽な言い訳ができる方向に行ってしまうのです。

 

投資では苦しくなったときにもその場にとどまれること。定めたことを守れること。真摯になれること。

大切だと思うな。

別の言葉で言うとたぶん一貫性。

 

それが大事だと思うなら決めましょうよ?定めましょうよ?

どっちにする?

価値と価格の関係性。

 

 

価値と価格。

それは同じものですか?違うものですか?

あなたはそれをどこに定めますか?

どこに定めれば真摯になれますか? 

 

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