大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

頑張るときと頑張らないとき

f:id:kamomenotoushi:20180629071628j:plain
こんなTweetを見たのです。

 マイトレードさんは、複数の証券会社の口座から資産状況と取引履歴を取得して整理して確認するアプリサービスですね。

一言で言うと証券会社横断的に自分の投資を確認するフィンテックサービス。

mytrade.jp

 

まあ便利なサービスでオススメではあるんですけど、それが現在2018年6月は市場環境が軟調でというかあまり株価が上がらなく、それで公式さんが新規流入とかアクティブ、アプリをみる人が減って相場回復して!ってお願いしているの図。

 

これを見て思ったことなんてことの話。

 

人は投資をする際に調子がいいと一所懸命になり調子が悪いと手を抜くようです。

知ってた。

 

でも、そうなんです。

株価が伸びるときは一所懸命市場を見てたり、なんか投資に役立つものはないかと探して、お、こんなアプリがあるぞとマイトレードをスマホにインストールしたり、マイトレードで取引の含み益や資産が伸びているグラフを見てニヤニヤしたりしてるんでしょう。

一所懸命になるというのもなんか語弊があるきがするけど、株価が伸びるときはなんか頑張るわけです。

 

で、市場が不安定になるといやーな気分にでもなるのか、投資に役立つものなんて探さないし、マイトレードとかを入れててもそこにあるだろう含み益の減少とか含み損とか、減ってる資産グラフなど確認しないと言うか、他もあまり頑張ったりはしなく投資全体から手を抜くというか投資を避けたりするわけです。

 

でもこれ、逆じゃね?

逆というのは頑張るべきときが逆じゃね?ってことです。

 

投資家はいつ頑張るべきか。

株価伸びているとき頑張るべきことがないとは言わないよ。

例えば、値動きがいいものに乗るって視点ならそういうときに頑張って調べたりして値動きのいいもの探したりするのもまあそういうやり方もあるでしょう。

稼げるときにより稼ぎに行くってのはそういうことを考える人も多いでしょう。

それ以外はどうかなあっとはおもうところで、含み益とか資産とか伸びてるグラフを懸命に眺めること自体はあまり益ない行為かなとは少々。別に見たってお金も企業利益も増えたりしないでしょ?

気持ちいい行為だと思うので気休めの娯楽くらいにはなるだろうからちょっとくらいはいいとは思うけど。

でもあんまり頑張るべきことはないと思うな。

 

株価が下がっているときに比べれば。

 

頑張るべきなのは株価が下がっているときではないでしょうか。

やるべきこと、やれることたくさんあると思うよ。

含み益が減り含み損が拡大していってる取引を確認しそれに対して大丈夫かどうかその取引根拠も踏まえて改めて再確認し考えて判断を下し対応すること。

資産推移を見てどのくらい減っているのかを客観的といえる数字で確認し、市場環境も必要なら確認し大丈夫か大丈夫じゃないか判断する。大丈夫じゃないなら何かの対応を考える。

過去などを振り返り今置かれている環境がどういうものなのか類似するものがあったか探しそこから考えることとかもできるでしょう。

安いを狙う投資家なら、市場のいろんな銘柄を調べたりして投資するに足る条件を満たすものを探すべきでしょう。だって株価が上がっているときよりそういったものが見つけやすいはずなんだから。

 

とまあ、株価が下がっているときのほうがやるべきこと、やれることが多いはずで・・

つまりは頑張るべきときなんです。

 

しかしそういうときには頑張らない。

多くの人はそういうときには頑張らない。

投資に役立つアプリなんて探さないし、入れれててもそれを見てどうするべきか?なんて考えない。マイトレードならそのためにあるアプリなのに。

嫌な気分になると、マイトレードも見ないし証券口座も開かないし、有望な投資先も探さないし、まずいとして撤退もしないし、自分を振り返り反省したり対応なんて考えもしなく、放置・・・つまりは逃げているんです。

 

マイトレード公式さんをぼやかせる程度にはそんな人ばっかりなのです。

 

まあ、普通に考えて頑張ならくてもいいときに頑張って、頑張るべきときに頑張らないで避けたり逃げたりなんてこと続けてたら・・

まあ負けるんじゃないですかね。

運がいいといいですね。

頑張るべきときはその時なのに。

あなたがいやーな気分になるときこそ頑張るべきときです。

中には資産が減ってるときこそいい投資先が見つかると気持ちよくなってる変態がごく一部いるようですが。

 

なのでいやーな気分になるときほど頑張るべきだと思うし、そんなときに何を考えるか、調べるのかとかどうするか予め考えたり覚悟したり準備するべきだと思うんだ。

マイトレードをしっかり見て何が悪いのか、何は大丈夫なのか、反省点はあるのか、チャンスはあるのか考えることだって出来ると思うな。

そのほうがあなたの資産は増えるだろうし、マイトレードさんもぼやかなくて済むし一石二鳥だと思うんだ。

 

あなたが頑張るときは順境ですか?それとも逆境ですか?

あなたはそのときに何を頑張るべきですか?

 

ちなみにこれでも投資を振り返り反省したり対策を考えるための機能が揃っています。

kamomenotoushi.hatenablog.com

予めしようってことは考えてたほうがいいんじゃない?って話。 

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
  にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

(5964)東洋刃物/日記(比)

f:id:kamomenotoushi:20180623013532j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年9月14日取得。

比較銘柄

東洋刃物とその他

株価

1357円(人々は、波乱の人生に疲れ果て思い知りコツコツ歩むことにした。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5964 5945 5984 6586
企業名 東洋刃物 天龍製鋸 兼房 マキタ
市場 東証二部 JQS 東証二部 東証一部
業種 金属製品 金属製品 金属製品 機械
時価総額(億) 21.4 192.6 153.1 14028.9
株価 1357 3455 1070 5010
決算期 2019/03予 2019/03予 2019/03予 2019/03予 I
予想売上(億) 57.0 117.0 195.5 4,900.0
予想営業利益(億) 3.7 16.8 18.1 785.0
営業利益率 6.49% 14.36% 9.26% 16.02%
予想純利益(億) 2.7 12.0 12.1 548.0
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 6%/10年 20.1%/10年 5.1%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 1%/9年 3.3%/9年 3%/9年 7.7%/9年
PER 7.71 13.40 12.29 24.82
PBR 1.17 0.62 0.65 2.49
ROE 15.2% 4.6% 5.3% 10.0%
ROA 4.0% 4.1% 4.3% 8.4%
配当利回り 0.74 - 2.43 -
配当性向 5.7% #VALUE! 29.9% #VALUE!
総資産(億) 67.2 294.0 280.4 6510.3
自己資本(億) 17.5 261.3 230.0 5519.4
自己資本比率(%) 26.00 88.90 82.00 84.80
一言感想 停滞 まああげ まああげ びあげ

 今週は比較。直近決算連結投資キャッシュフロー増加比率(対過去二期三期)(四季報CDスクリーニング)(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/11/22/000000)の上位みて気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。東洋刃物。機会用とかの刃物いろいろ。比較に同業。ゲストに刃物を電動で動かすマキタ。

東洋刃物。リーマンあたりにやられているタイプ。リーマンまではわりと好調だったけどリーマンでかなりの赤字一度は債務超過までいってるっぽいね。2011年に大赤字を出しておそらくここでかなり事業を処分してる。その後売上も減らし薄利または赤字も続いたけど2015年からは態勢を立て直し利益がでるように。その後は堅調よりに推移でBPSも増やしてきてる。酷い目にあったけどリストラしてやっていけるようになってきてるという感じでしょうか。財務。上記をなぞる形。2014年まで総資産を減らしそこから反撃。2011年には債務超過。純資産は2011年から反転だね。自己資本比率もわりと改善したけどまだ財務は悪いと言える水準となりそう。借入金自体はあまり減らせてないね。CF。営業CF自体はわりと安定です。2009年2010年以外は普通に。2012年にわりと大型投資。かなり決死の投資だったのかもしれない。財産を思いっきり整理し投資した感じでしょうか。その後は営業CFも安定しいくらか余裕が出てきたのかまた直近設備投資をしているようだね。配当も復活したみたいです。

天龍製鋸。一応長期で成長はみせてる。でもリーマンくらいには押されてるし成長にはあまり期待せず停滞と見ておくべきか。とはいえ安定性はめっぽう高そうでリーマンも赤字は出さず利益率も高い水準。利益はそんな伸びないけど蓄財は進んでそうです。財務。極めてカチンコチンな財務。現金多めというか無駄な資産が多そうだね。という感じで極めて保守的な経営が見て取れます。CF。安定的な営業CF。投資も必要そうだけど営業CFにだいたい収まる範囲。預金とか有価証券も買ってるようなのです。配当は利益連動っぽく。余裕もあるので財産が溜まってそうです。

兼房。東洋と天龍の中間みたいな。わりと安定的に利益出てますがリーマン時にはやられてるくらい。長く見れば一応成長。BPSはあまり伸びてないですね。財務。これも天龍と同じくカチンコチンな財務。CF。営業CFはわりと安定的。も、設備投資が重そうでFCFはあまり出てない感じです。配当を配るとあまり余らない感じに思えます。今の配当の水準なら続けられそうですが。

評価。東洋刃物。財務などを踏まえるとまだ厳しそう。も、トンネルを出て上がり目感はあります。シクリカルなことにならなければ投資も力を入れだしれるしPER8ほどはわりといい水準かもしれません。シクリカルなことになると大変そうですが。

天龍と兼房はまとめて、安全経営でお金を貯め込むようなタイプ。天龍はその傾向がより強い感。まさかの方針転換で大還元あるいは意欲的な投資案件とかくるなら面白そうなPBRしてると思いますが、まさかになるくらいそれがくる匂いはいまのところまったく。まさかはなくても超安くなれば買うのもいいかもしれません。安全なので。

マキタ。業績はゆるく成長感。ただリーマンなどをはねのけるほどはあんていしてないです。赤字はないのでそれなり以上に安定ですけど。最近は調子良さげですがシクリカルは怖いかな?と思える評価水準にはなりそうです。財務は健全だし営業CFなども安定なので倒産とかは遠そうでそういう意味では優良企業。今はやっぱり高めに思えるけど。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげ
月足であげになるかな?感
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期で汚いけど上げてきて、2220を頂点に崩落。515からは今までは何だったんだとばかりの順調な上昇。順張りで入るのはありとなりそう。も、きれいなゆえに底定めが難しそうだね。1100とかかなあ。
ファンダ的には、長いトンネルを抜けてきて反撃感はある。ただ状態はまだいいとはとても言えず。環境が悪くなると厳しい展開も。そうならないならわりといいかもしれません。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

そんなに言うことなど。 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表